ウズベキスタン個人旅行① 羽田から仁川経由でタシケントへ!

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今回は羽田発の便を選択

日本からウズベキスタンへの旅行、今回は直行便では無く羽田ーソウル経由ータシケントと言うルートで現地に向かう事にしました。
ソウル(金浦/仁川)経由にした理由は、旅程がタシケントへの定期直行便が無い時期(11月)になった事や、ANAのマイルを利用できる事など色々ありますが、自分の日程と合う直行便が見つからなかった時点で、乗り換えの待ち時間を使ってソウル市内も散策してみようと言う欲張りな発想が芽生えてきました。

京急エアポート快特

そうなるとアシアナ航空の早朝に羽田を出発してソウル(金浦)に行く便が自分にはとても都合良かったのです。
8:40出発の便に乗る為に、早起きして京急のエアポート快特(快速特急)に乗ったのですが、平日とは言え朝6時台から満員の電車にびっくり。

Photo by パラソル(Photo AC)

大きなトランクを持って旅行に行く方は要注意です。
ただエアポート快特であれば品川駅からはノンストップで羽田空港に着くのでとても便利です。

羽田空港で米ドルを受け取り

羽田空港国際線ターミナル駅の改札を出てエスカレーターで出発ラウンジ(3階)まで昇ると、エスカレーターを降りた後ろ側に、外貨両替所「トラベレックス」の店舗(トラベレックス羽田空港国際線ターミナル駅店)があります。
日本の空港ではウズベキスタンの現地通貨スム(UZS)への両替はできませんが、現地では米ドルもかなり多くの店舗で支払いにも使えるので、必要な人は米ドルを用意しておきましょう。
実はこの店舗では、FX(外国為替証拠金取引)で購入した米ドルを引き出して受け取る事ができます。
「マネーパートナーズ」の外貨両替サービスを使って円高の時にドルを押えておいて、旅行の時には引き出してドルを受け取る事ができるのです。
ここでは詳しくは解説しませんが、とてもお得な裏技なので興味のある方は参考にして下さい。
羽田空港国際ターミナル駅店では朝6:00から23:00まで受け取りできます。

搭乗券の発券

羽田空港の国際線ターミナルはシンプルなレイアウトで航空会社のカウンターが分かりやすい出発フロアになっています。
今回はアシアナ航空に搭乗するのでアシアナのカウンターに向かいます。
出発フロアのあちこちに航空会社毎のチェックイン場所の案内が出ているので迷う事は余りないでしょう。
事前にWebチェックインをしていればそのまま出国手続きに進む事もできるのですが、大抵は預け入れ荷物があるのでアシアナ航空のカウンター前の列に並びます。
数分で順番が来たので、印刷していたeチケットとパスポートを渡して、預けるトランクを カウンター横の計量場所に置きます。
eチケットについては登場する便名や予約番号、搭乗日、搭乗者などが分かれば大丈夫です。
確認できれば搭乗券を発行してくれるので、搭乗券とパスポートを受け取ります。
預けた荷物も重量超過が無ければ預り証代わりのシールを搭乗券に貼ってくれます。

出国審査

今回はそのまま出国審査に向かいました。
日本の空港は年々出国手続きのスピードが上がっています。
人と荷物のX線検査の後は、日本人については機械で指紋を検出してカメラで顔認証をすれば完了です。
特に問題がなければそのまま出国エリアに出る事ができます。
後は免税店を覗くなり、食事をするなり、ラウンジを使うなりして搭乗時間を待つだけです。
各便の出発時間と搭乗ゲートの番号は至る所にあるモニターに表示されているので、搭乗時間が来たら番号のゲートに行って飛行機に乗ります。

金浦空港

ソウル・金浦空港は仁川空港よりもずっとソウル市街に近い場所にある空港です。
今回のルートでは金浦空港で1回預け入れ荷物をピックアップして、荷物を持って仁川空港に移動する必要があります。
その代わり乗継時間に余裕があれば、待ち時間の間にソウル市内を観光する事ができます。
金浦空港からソウル駅までは地下鉄で20分程ですし、主要駅には大型のコインロッカーもあります。
戻る時にロッカーの場所だけは忘れないように注意しましょう。

仁川空港へ

ソウル観光が済んだら仁川空港に向かいます。
ソウル駅からも金浦空港駅からも同じ路線で地下鉄(仁川空港鉄道)1本で行けます。
仁川空港の国際ターミナルには第1ターミナルと第2ターミナルがあります。
第1と第2のターミナル間は絶望的な位に離れてるので、降りる駅を間違えない様によく確認 しましょう。
アシアナ航空は第1ターミナルの出発ロビーB~Cブースにカウンターを構えています。
ターミナル内は日本語のカタカナ表記も多いので迷う事はないと思います。
カウンターに行ってパスポートと搭乗券を渡して荷物を預けます。
手続きが終わったら出国ゲートに向かいます。
ここでもX線検査と出国審査を済ませて出国エリアへと出ます。

アシアナ航空のラウンジ

仁川空港はアジア有数の国際ハブ空港として発展してきました。
トランジット(乗継)の利用客も非常に多く、乗り継ぎする人の為の設備も充実しています。
仁川ではプライオリティカードを持っていれば、ビジネスクラスの搭乗客で無くてもアシアナ航空のビジネスラウンジを利用できます。

空港内には他にもプライオリティカードで利用できるラウンジがいくつかあるのですが、アシアナのビジネスラウンジはやはり充実度が一段上です。
広いスペースのゆったりした席で寛ぐ事ができ、飲み物も食べ物もかなり充実しています。

アルコールも無料で楽しむ事ができます。
シャワールームもあるので女性の方は重宝するかも知れません。

機内はいきなりカオス!?

搭乗の時間が近づいて来たので、指定された21番ゲートに向かいました。
搭乗ゲートの前には日本人の姿は殆ど無く、多少の韓国系の乗客以外は殆どがウズベキスタンの人(ウズベク人)と思われる顔ぶれで占められていました。

日本発着の便では中々見られ無い雰囲気、そしてそれ以上に目立つのは彼らの荷物の多さです。
どうやって持ち込んだんだろう….。
ほど無く搭乗が始まり、アシアナ航空の機内に乗り込みます。
席も狭く無く落ち着いた色調の内装で良かったのですが、機内は間もなくカオスとなります。
ウズベク人の乗客達が、荷物を収納しようと上の収納スペースに次々と荷物を押し込み始めたのです。
既に収納スペースがいっぱいでも彼らは荷物を上に重ねて押し込んできます。
アシアナ航空のCAさんが確認して蓋を閉めても、またすぐに蓋を開けて荷物を入れる隙間を探します。
シートベルトの確認が始まって飛行機が動き出しても動きは収まらず、彼らはまた立ち上がって今度は収納から何かを取り出そうとします。
CAさんとウズベク人とのモグラたたきが延々と続きます。
この飛行機は無事に離陸できるのでしょうか…。

なぜ立つ!?ウズベク人

CAさん達の奮闘の甲斐もあって飛行機が無事離陸してからも、機内は何だかザワザワしています。
飛行が安定飛行に入ってシートベルト着用のサインが消えると、一斉に何人ものウズベク人乗客が立ち上がります。
そのままトイレに行くのであればまだ分かるのですが、知り合いの席に行って話し込んだり、 ただただそこに立っていたりしています。
もちろんエコノミー症候群にならない様にしていると言う訳では無く、どうやらウズベクの方は 単にずっと座っているのが苦手な様です。
こうした光景は帰りの飛行機でも同じように見られました。

奮闘するアシアナ航空のCAさん達

さてここで奮闘していたのがアシアナ航空のCAさん達です。
既にこのタシケント便では見慣れた光景なのか、CAさん達はウズベク人の間を縫うようにして機内サービスを進行していきます。
次々と押される呼び出しボタンにも(表面上は)冷静に対応。できないものははっきりとバツで示します。
そもそもアシアナのCAさんはガチで皆さんお綺麗だったのですが、綺麗なだけでは無く、ツワモノ達を相手に一歩も引かずに対応する姿には見ていてグっとくるものがありました。
大韓航空のナッツ姫事件や業績の悪化などこの所ネガティブなニュースが目立つ韓国の航空業界ですが、現場の人は頑張っているのだなあと感心してしまいました。

機内食とサービス

アシアナ航空タシュケント便の機内食は日本人も受け入れやすいチキン、パスタ、パンの 食事でした。
食後にはコーヒーまたは紅茶のサービスもあります。
着陸前にも箱入のビザが配られました。

座席

アシアナ航空の座席はさすがにLCCとは違ってエコノミー席でも狭すぎる事はありません。
機内モニターでは日本語も選べます。
フライト情報の画面にすると、普段見慣れない地名がいっぱい出てきます。
アルマトイとかカブールなんて地名を見るとちょっとワクワクします。

タシケントに到着

仁川を出てから約7時間の飛行を経てタシケント国際空港に到着です。
因みに帰りは5時間半ほどでした。
偏西風の影響ではあるのでしょうが、個人的には乗客の荷物が多過ぎるからなんじゃ ないかとも思ってしまいましたw。
タシケント国際空港はかつては「世界最悪の国際空港」などと呼ばれていたそうですが、今では劇的に状況が改善しています。
飛行機を降りてからの動線もしっかりしており、スムーズに荷物受取場まで進む事ができました。 そこまでは……。

預け荷物の受け取り

大変だったのは預入荷物の受け取りです。
機内に持ち込む荷物の余りの多さに、預入荷物は少ないのではないかと考えていた のですがその考えは完全に考えが甘く、荷物を搬出するコンベアの前が再びカオスの様相を呈して いました。
皆さん予め荷物用のカートを借りてきてスタンバイ、次々に自分の荷物をカートに載っけて行きます。
おばあさんもそんな感じで力強く荷物を積んで行きます。
荷物もトランクやバックと言うよりは段ボール箱をそのままテープでぐるぐる巻きにした家電がゴロゴロと転がってくる感じです。
超過料金を払っている様には見えないんですが…..。
荷物は多いのに手際は悪く、けっきょく自分の荷物の受け取りに1時間は掛かっていまいました。
ウズベクおそるべしです。

ホテルへ

無事に荷物を受け取ると最後の荷物検査、でも日本のパスポートの力なのか或いはただ適当なのか、殆ど何もチェックされる事無く外に出る事ができました。
今回は鉄道チケットの手配を頼んだ会社に空港送迎も頼んでいたのですが、航空券が無い人は空港の建物内に入れない為、ターミナルから外に出たすぐ向かい側にある出迎え場所(人がいっぱい持っている場所)に行きました。
自分の名前を書いた紙を持った迎えの青年と無事合流できました。
夜はかなり冷えるのに長い時間待たせてごめんね、と言う気持ちです。
彼の運転する車に乗って一路市内のホテルへ。
空港から市街地へは車で10~15分ほど、無事にホテル・ウズベキスタンに到着しました。

ホテル・ウズベキスタン

ホテル・ウズベキスタンはティムール広場の前に有る、部屋数290室を抱える老舗の大型ホテルです。
折角旧ソ連圏の国に来たので、体力の有る初日の宿は、敢えてソ連時代の香りが残ると言われるホテル・ウズベキスタンにしてみました。
ホテルの中は薄暗く、なかなか味のある雰囲気ですw。
部屋は広さは十分ですが、質素な作りでアメニティも最小限。ビジネスホテルに近い雰囲気です。1階に両替商が入っていて深夜まで営業しているのはありがたいです。
カフェ併設のお店でパンと飲み物を買って部屋で明日以降の予定の確認です。
さあ明日からはいよいよウズベキスタン旅行の本番です。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. Ava Schur より:

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  2. Felton Claytor より:

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