ウズベキスタン個人旅行⑪ タシケントから仁川経由で日本へ

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タクシーで空港へ

タシケント市内のホテルからタクシーで空港に向いました。
ホテルが手配してくれたのタクシーはメーター付のタクシーで、空港までの料金は4万3,000スム(約470円)ほどでした 。
普通なら値段は交渉次第で10万スムくらいの値段は言われかねない所です。
誠実なタクシーを呼んでくれたホテルの配慮に嬉しくなり、お釣りは受け取りませんでした。

タシケント市内で空港までタクシーに乗る時は、ドライバーに国際線か国内線かを伝える必要があります。
ドライバーさんは「インターナショナル」で分かってくれました。

タシケント国際空港

タシケント国際空港の建物の中には飛行機に搭乗する人しか入る事ができません。
またビジネスクラスとエコノミークラスで建物への入口が違います。
エコノミー用の入口に続くエスカレーターの前では、大きな荷物を抱えて乗ろうする人がいっぱいいて「渋滞」を起こしていました。
彼らに続いてエスカレーターを上り、入口で荷物とパスポートをチェックされて中に入ります。
建物の中は割とコンパクトな作りでウズベキスタン航空とアシアナ航空、後はターキッシュ・エアラインのカウンターくらいしか見当たりません。

チェックイン

アシアナ航空のカウンターはまだ開いていませんでした。
カウンター窓口は出発の2時間半前からしか見かないと聞いていたのですが、実際にはそれよりかなり早く窓口が開いてチェックインする事ができました。
お土産でかなり膨れ上がった預け入れ荷物も、無事超過料金を取られる事なく預かって貰え、経由地の仁川空港では荷物をピックアップしなくてよい事も確認できました。
余り見る所も無いので、そのまま出国ゲートに向かいます。
手荷物検査とX線検査の後、パスポートを提示して出国審査をします。
係官が「コンニチワ」と挨拶してくれて、特に何も無く出国エリアに出ます。

出国エリア

出国エリアは横に長く100メートルくらいの幅がありますが、全体的にはややコンバクトな 印象です。
搭乗ゲートも見渡せるので、その点では分かりやすい出国エリアです。
免税店はいくつかありますが、一般的なお土産物屋さんのお店は1箇所だけで後はブランドショップと飲食店と言う構成です。
両側にトイレがありどちらも無料で利用できます。
特にする事もないので、まずはやはり免税店を覗く事になります。

免税店

免税店にはお菓子やお酒、食器などさまざまなお土産品が売っています。

ウズベキスタン国内では米ドルは広範に使えますが、ユーロでの表記や値段は一切ありませんでした。
ところが空港も税店の値札は何枚かユーロ表記になっていました。謎です。
出国エリアではユーロしか使えないと言う話もあったのですが、現在では改善されて支払は米ドルでもスムでもできます。
レジで「スム」と言うと金額を換算して表示してくれます。
もちろんクレジットカードも利用できます。

また空港免税店ではお土産品の価格が異常に高くなっている空港も多く、タシケントも以前はそうだったと聞いていたのですが、思ったほど価格差が大きくなく なっている印象でした。
それでももちろん市内で買うより高いのは間違いないですけどね。
タシケント市内で買ったCrafersの板チョコは2ユーロでした。

ウズベキスタンのワイン

日本でのお酒の免税枠があと2本残っていたので、ウズベキスタン産のワインを2本購入しました。
免税枠は厳密には本数では無く容量の合計ですが、基本的に1人3本まで(2人なら6本まで)は非課税で日本に持って帰れます。
ただ韓国経由で荷物をピックアップして街に出る場合、韓国の規定では1人1本までと なっているので経由便を使う人は注意して下さい。

ラウンジ

2019年11月現在、タシケント国際空港にはプライオリティパスで利用できる空港ラウンジはありません。
空港内にはウズベキスタン航空のビジネスラウンジがあります。
ビジネスクラスはそもそも建屋に入る入口が違う上、ラウンジはビジネス側の出国審査から直接ラウンジに入る形になっています。

空港での食事

出国フロアには数件のカフェとハンバーガーショップがあります。
お腹も空いてきたのでハンバーガーショップに入りました。
ポテトとドリンク付きのコンボを頼んだらコンボは終了と言われたので単品のハンバーガーとドリンクを頼みました。

8万スム(約880円)くらいでしたが空港とは言え少し高いですね。
味は・・この国に来て多分初めて美味しくないと感じました。

カフェで一息

まだ時間があったのでカフェに入り直して飲み物を頼みました。
コーヒーが3万5000スム、お茶(グリーンティ)が3万スムです。
お茶はティポットでは無く紙コップでしたが、想像していたよりも大きなカップです。
ティバックを入れて自分で濃さを調節するタイプです。

搭乗

搭乗のアナウンスが来ました。
アナウンスはウズベク語(多分)、ロシア語(多分)、英語の順で流れます。
英語のアナウンスがとてもゆっくりで丁寧なので聞き取りやすいです。
搭乗ゲート前に人だかりができ、余り秩序も無いままですが、順にバスボートとチケット を提示してゲートを通過します。
ゲートから飛行機まではバスで移動します。
かなり長い事走った所でようやく飛行機の下に 着き、タラップを上がって乗り込みます。

離陸

荷物の収納も何とか目途が付き、飛行機が動き出します。
何故か飛行機の右側の窓だけを全て閉めるように指示されます。
軍事機密的な理由があるのかも知れません。
数分で滑走路に到達し離陸、タシケントを後にして仁川空港に向かいます。
行き(仁川→タシケント)は約7時間掛かりましたが、帰りは5時間半程度で仁川に到着しました。
途中寝ていた事もありますが、とても早く感じられました。

仁川トランジット

仁川空港に着くと乗客の流れから途中で離れて乗継(トランジット)の表示の方に進みます。
途中で乗り継ぎ客にもX線検査があります。
免税店で買ったワインをリュックに入れていたのをX線検査で見付けると、職員のお姉さんが無表情のまま取り出しました。
もちろん正規に買っているので問題はないのですが、お姉さんは顔色一つ変えずに免税店のパッケージを破って、韓国の袋に詰めかえていました。
国によって色んなルールがあるものですね。
後はパスポートを提示して簡単なチェックだけで通過、ドアの外は免税品店が立ち並ぶ仁川空港の出国ラウンジでした。

当初の予定では、仁川空港の乗継客向けの無料ツアーに参加してソウル市内を回るつもりだったのですが、相方が回復途上と言う事もあり大事を取って空港で過ごす事になりました。
自分だけ出国する手もあったのですが、さすがに疲れが溜まってきていてそこまでの元気はありません。
時間はたっぷりあったので広い仁川空港をゆっくり見て回ります。

仁川空港はアジア有数のハブ空港なだけに、乗り継ぎ客向けの設備やサービスも本当に充実しています。

ラウンジなどが使えなくても、ソファでゆっくりできるスペースが無料で使えますし、 シャワーも浴びれます。

ラウンジ

プライオリティカードを持っていれば、アシアナ航空のビジネスラウンジを利用する事が可能です。
ビジネスクラスの搭乗客で無くても、受付でプライオリティカードとスターアライアンス加盟航空会社の搭乗券を提示すれば中に入れます。
ラウンジ内は食事も飲み物もアルコールも無料ですし、シャワーブースもトイレもラウンジ専用なのでとても助かります。

同伴の方がプライオリティカードを持っていない場合は約30ドルで利用できます。

エチオピア航空

さて今回の旅行を締めくくるのは「エチオピア航空」です。
エチオピア航空はアジスアベベから仁川を経由して成田に向かう路線を飛んでいます。
ソウルで遊ぶつもりでいたので出発時間が遅めのこの便を選びました。
アフリカの航空会社の飛行機に乗る機会は中々ないので、単純に乗って見たかったと言う事もあります。
搭乗はり乗り継ぎの人も普通の乗客と同じで、搭乗ゲートに行って並ぶだけです。
搭乗時間が来たのでゲートに向かいます。
搭乗する時にはパスポートとチケットをチェックされます。

成田に到着

飛行機はやや古い機体でしたが機内は特にアフリカ色も無く綺麗でしたが、CAさんは皆さんやはりアフリカの方でした。
機内アナウンスがタンザニア語(?)、英語、韓国語、日本語と流れるのが特徴的でした。
仁川から成田までは離陸してしまえば2時間ちょっとです。
途中CAさんが上の収納を開ける度にキッチンペーパーの様なものが大量に落ちてくると言う「イベント」はありましたが、特に不満もなく飛行機は成田空港に到着します。

成田は夜だったせいかとても寒く感じられました。
帰り道の途中で天ぷらそばを頂くと、日本に帰ってきたなあと言う実感が湧きました。
家まではもう少し、帰ったらお風呂に入ってゆっくり眠る事にします。

まとめ

ウズベキスタンは美しく、料理も美味しく、親切な国です。
どの街でも清掃をされている方が目に付き、街はきれいです。
まだまだ日本では知られていないですが、国を本格的に開放してまだ数年と言う国でもあります。
資源があり、インフラも整っていてこれから確実に成長してくる国だと感じました。

旅の途中からは言葉が通じない事もほとんど問題にならなくなりました。
今はスマホもあるし、ポケトークのような翻訳機もあるのでどうにでもなると思います。
次に訪れた時には、プロフセンターに行って美味しいと評判のプロフを頂きたと思います。
これから行かれる人にとって少しでも役に立てれば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント

  1. Jacob Pumper より:

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