ウズベキスタンにお誘いします。

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ウズベキスタン

皆さんはウズベキスタンと言う国を御存じでしょうか。
ウズベキスタン共和国は中央アジアに位置する、日本の1.2倍ほどの面積の国土を持つ国です。
残念ながらいまの所日本での知名度が高い国とは言えません。
海外旅行者の愛読書「地球の歩き方」でもウズベキスタンの扱いは、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、 タジキスタンと併せて”中央アジア”編として1冊(しかも薄い!)と言うあり様です。
ところがウズベキスタンをよく知っている人やウズベキスタンを訪れた人から見ると、この国が日本で余り知られていない事がとても不思議に映ります。
客観的にみてもそう思えるほどにこの国が大きな魅力を抱えているからです。

ウズベキスタンが知られていない理由

ウズベキスタンがこれまで日本や欧米で余り知られて来なかったのには明確な理由があります。
この国はほんの数年前まで鎖国的とも言える閉鎖的な政策を取っており、情報さえそもそも非常に入りづらい国だったのです。
ウズベキスタン自体が1991年に旧ソ連の崩壊によって独立した比較的新しい独立国と言う事もあり、多くの人がウズベキスタンと言う国に対してこれと言った印象を持たずにきたのも無理のない所です。
強いて言うなら僅かにサッカーの国際試合で日本代表がウズベキスタン代表と対戦する時に意識する国と言った 感じでしょうか。
実際ウズベキスタンはアジアのサッカー強国の1つでもあります。

開放路線への転換

ところがウズベキスタンの状況はここに来て大きな転換を迎えます。
独立以来長期に渡って国を統治してきたイスラム・カリモフ大統領が2016年9月に逝去し、 同年12月にシャフカト・ミルジョエフ氏が第2代大統領に就任すると、ミルジョエフ政権はそれまでの鎖国的な政策を止め、開放へと一気に国策の舵を切ったのです。
実質的には2017年以降、ウズベキスタンは改革開放路線に転じる事になりました。
それからまだ3年余りしか経っていませんが、新政権は驚くべきスピードで開放制作を押し進めています。

ウズベキスタンは魅力だらけ

ウズベキスタンが開放的になったと言っても、そこに何らかの魅力がなければ情報を発信しても拾って貰えないでしょうし、ウズベキスタンが紹介される事もないでしょう。
しかしながらウズベキスタンには注目すべきものが実に数多く存在します。
ウズペキスタンには

●歴史的資產
●自然資産
●文化資産
●豊富な資源
●高い経済成長率
●平均年齢の低さ
●優れた鉄道インフラ

など注目するべきものがたくさんあります。
経済的にも極めて見所の多い国であり、ビジネスや個人投資の対象としても非常に魅力的です。
何より面日いのは、こうした多くの魅力を持つ市場が、殆ど段階を踏む事無しにいきなり私達の前に現れたと言う点です。
この様なケースはほとんどありません。

歴史的資產

ウズベキスタンの主要都市の多くは、古くはシールクロード交易のオアシス都市として栄えた歴史都市であり、それぞれが長い歴史を抱えています。
ウズベキスタンでは5つの世界遺産が登録されていますが、その内4つはこうした都市の 歴史地区一帯と言う形で登録されています。
登録されているのは

●サマルカンド 文化交差路
●ブハラ 歴史地区
●イチャン・カラ
●シャリフサブス歴史地区

以上4つです。
いずれも美しい建造物をいくつも抱える世界遺産で、事前の知識など無くてもその壮麗さに 圧倒される様なものばかりです。
もちろんその背景を知ればより深く楽しめる事は言うまでもありません。
世界遺産を持つ4都市以外にも歴史的資産はウズベキスタン各地に存在しています。
首都タシケントに美しいモスクやメドレセなど、歴史的建造物がたくさんあります。

歴史的には新しくなりますが、ナボイ・オペラ・バレエ劇場なども美しい建造物に挙げられます。
国の南東部のテルメズでは大規模な仏教遺跡の発掘作業が進められています。
既に国際的にも注目される大発見がいくつもあり、今後多くの観光客が訪れる場所になりそうです。

自然資産

ウズベキスタンには4つの歴史遺産に加えてもう1つ、自然遺産として登録された世界遺産「西大山」があります。
西天山はウズベキスタンからカザフスタン、キルギスト3ヶ国に跨る広大な 自然遺産で、手付かずの自然が残り希少な生物が数多く生育する地域です。
また緑豊かな西天山とは対象的に、国土の西側にはキジルクム砂漠が拡がります。
多様な自然の存在もウズベキスタンの注目するべき一面と言えそうです。

文化的資産

ウズベキスタンには多様な人種や宗教、文化が行き混じっていた土壌で育まれた豊かな文化があります。
豊かな食文化、音楽、芸術を持っています。
国の西側は実は「カラカルパキスタン共和国」と言う未承認国家(自治区)であり、ここもまた独自の文化を持っています。
ウズベキスタンの料理はシャシリク(串焼き肉)や、プロフ(炒飯の様な料理)が有名ですが、基本的にどの料理も美味しく味付けも日本人に良く合います。

またウズベク人は元々歌と踊りの民族です。
カーラジオを付ければ伝統的な音楽から最先端のEDM(ElectricDanceMusic)まで実に幅広い音楽が流れてきます。
あるいはスザニなど独自の刺繍文化もあります。
伝統のデザインを活かした雑貨天国の国でもあり、お土産物屋には可愛い雑貨が溢れています。いや本当に溢れています。

豊富な資源

今度は経済に目を向けてみると、ウズベキスタンは豊富な資源に恵まれた資源大国でもあります。
天然ガスが非常に豊富で国内を走る自動車の殆どはメタンガス仕様車となっています。
天然ガスの他にも金やウラン、石材など多くの資源に恵まれています。
但し内陸国の為に港が無く、国外への輸出については輸送の問題を抱えています。

高い経済成長率

ウズベキスタンは実はカリモフ政権の時代から高い経済成長を続けてきました。
IMFのデータによれば、ウズベキスタンは2004年から2015年まで、実に12年連続で年7%以上の経済成長を続けており、2000年以降では世界有数の経済成長を果たした国と言えます。
それだけの成長にも関わらず2018年時点の1人当たりGDP(国民総生産)は1,550ドル程度と日本の1/27ほどの規模しか無く、その意味では未だに広大な成長の余地を残しています。
ウズベキスタンはこうした状態の中で開放された魅力あふれる市場と言う事もできるのです。

平均年齢の低さ

統計によって若干振れがありますが、ウズベキスタンの平均年齢は約25歳です。
世界的にみても非常に若い平均年齢がウズベキスタンの今後の発展を支える基礎になります。
これから家庭を持って住宅を必要とし、更に車を保有したいと考える世代が大きな需要を 創り出す事になります。
非常に有望な消費市場がここにあります。

優れた鉄道インフラ

国の経済の成長を支える交通インフラがウズベキスタンでは途上国としてはかなり整備が進んでいます。
とりわけウズベキスタンでは鉄道インフラのポテンシャルの高さが注目されています。
ウズベキスタンでは首都タシケントと主要都市を結ぶ高速鉄道が整備され、拡大を進めています。
高速鉄道の象徴的存在の「アフラシャブ号」は最高速度250キロでタシケントからサマルカントまでを2時間ちょっとで結んでいます。

素晴らしいのは長距離路線でありながらも、定刻に発車して定刻に到着するその運行技術の高さです。
鉄道インフラが今後のウズベキスタンの成長を支える柱となる事は間違いありません。
アフラシャブ号は外観も美しく、鉄道ファンならずとも高い人気を誇っています。

親日国

ウズベキスタンが親日国である点も挙げておきたいポイントです。
第二次大戦後のシベリア抑留で連れてこられた日本兵達がナボイ・オペラ・バレエ劇場を建設した話はウズベキスタンでは誰もが知っています。
独立後日本が多くの円借款でウズベキスタンの発展を支えた事もあって、日本に対するイメージは基本的に良いと言えます。
何と言っても現政権を支えるアジシュズ・アブドゥハキモフ副首相が日本への留学経験 もある親日家(日本語もぺらぺらです)である点は心強い点と言えます。
2019年12月17日には、シャフカト・ミルジョエフ大統領も訪日を果たしています。
今後の関係の友好的な発展に期待したい所ですね。

まとめ

ウズベキスタンは多くの魅力を抱えている国です。
旅行で訪れるのにも本当に素敵な国です。
青い海や白い砂浜はありませんが、壮麗な建造物の数々があり、食べ物は美味しく物価は安くて雑貨天国、人も優しいです。
日本からタシケントへの直行便も飛んでいて観光目的ならビザも要りません。
ウズベキスタンはビジネスの展開や投資の対象国としても魅力的です。
これだけの経済成長のポテンシャルを秘めた国がいきなり経済の表舞台に出てくる機会などそう有るものではありません。
大きな大きなチャンスがここにあります。
本サイト「ウズベキスタン倶楽部」では、この美しい国のさまざまな魅力を発信して行きたいと考えています。
少しでもウズベキスタンと言う国に興味を持って頂けたら嬉しいです。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント

  1. Kurt Percey より:

    Your posts consistently offer valuable insights; you are a reliable source of expertise.

  2. Great post, it really grabbed my attention.

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